羊水検査の痛みは心の痛み…⑤最終話
麻酔なしで羊水を注射針で吸います!
ううっ。チクッっと刺された痛みの後にズドーーーーーーーーンした下腹部の痛みが続きます。初めて体験する痛みです。陣痛のような、生理痛のような、キューと子宮が縮むような感覚で、大切なものを搾り取られているような…
ごめんね、赤ちゃん。ちょっと狭くなっちゃって居心地悪くなるかな…またまた自責の念にかかれ涙が溢れ、痛くて泣いているんじゃない、申し訳ない事をしてるから涙が出るのかな。自分でもよく分からないけど、止まりません(;_;)
旦那がいたらもっと泣くのかな…。付き添いもなく1人なので余計に心細くなりました。
察した看護師さんがティッシュをくれました。自分の選択でこんな事してるんだろ〜って思われてるような…。マイナスな感情に蝕まれています。
終わりました。透明で薄い黄金色の液体が注射針入っていました。
これが羊水!
濁りもなく血液も混じらず、綺麗な羊水なので問題なく検査結果が出ると思います。と医者に言われ検査終了。お腹にペチョっと絆創膏が貼られ車椅子に乗って退場です。
緊張した…。
病室のベット横になり、メールで旦那に報告です。お疲れさまと返信…。相変わらず素っ気ない(;_;)
こんなに大変な思いしたのにーーー
旦那を選んだのも、妊娠したのも、検査を選んだのもすべて私です。行き場のない怒りを飲み込み1時間寝ました。
そして痛みがない事を確認し、帰宅指示。
普通に自分で運転して、長女を幼稚園に迎えに行き自宅に帰りました。